健康管理の留意については、労働環境などといった社会的な要因が深く関係していますので、一概には言えないことでしょう。しかし「たとえ体にいい生活が出来ると思っていても、収入を得るためにできないこと、収入が少ないためにできないこと」もあるでしょう。厚生労働省の情報提供の遅れによる準備不足を不安視する声が目立ち、これまで介護保険制度は何回も改正が繰り返されてきたように、メタボ健診についても同様のことがあるのではないかといった危惧も聞こえてきます。具体的なメタボ健診や指導の内容を盛り込んだ「標準的な健診・保健指導プログラム(確定版)」を厚労省健康局が公表したのは、すでに開始が1年後に迫った2007年4月でした。保健指導を担う職員の不足については、公務員の増員が困難な時代だからこそ深刻ではないでしょうか。国が目標に掲げている『保健指導実施率45%』を実現しようとした場合には、現在の職員数では不可能だといった声も多数聞こえています。就労環境の改善や喫煙対策など、国を挙げて取り組むべき課題を抜きにして、先にペナルティー付きの制度を導入するのはいかがなものでしょうか!?
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メタボ健診は机上の空論か?その6
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