各自治体の「メタボ健診」は、従来の住民健診とはまったく違うと思ってください。メタボ健診と住民健診との最大の違いは、保険者へのペナルティーがあることですので、よく覚えておきましょう。市町村の場合では、2012年度までに、▽健診実施率65% ▽指導対象者に対する保健指導実施率45% ▽メタボ該当者・予備群の減少率10% を達成できないようですと、後期高齢者医療制度への財政負担が最大10%も加算されるようです。東京都内のある市による試算では、最大2億円のペナルティーがあり得るそうです。大都市ならさらに大きくなるでしょう。「国民健康保険は高齢者や低所得者が多く、一般会計からの繰り入れや基金取り崩しで収支を保っているようなものです。このペナルティーは、財政の不安定要因で財政悪化に拍車をかける」とのことです。健康診断の実施率や指導実施率の目標達成も容易ではないはずです。なぜなら2005年度の住民健診受診率は全国平均43・8%で、65%には程遠いからです。
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メタボ健診は机上の空論か?その2
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